ヒマラヤクロコダイル

ヒマラヤと聞くと、ほとんどの方がヒマラヤ山脈を連想すると思います。
オチから話しますが、今回の話題としてはその通りの「ヒマラヤ」なんです。

写真に載せた様に、クロコダイルのカラーにも極少数ですが「ヒマラヤ」というカラーが存在します。
写真を見てもわかる様に、世界最大級の山脈「ヒマラヤ山脈」の雄姿からインスピレーションされたネーミングであることは一目瞭然ですね!

それではヒマラヤカラーのクロコダイルが、
どの様に出来上がるのか?
どうして貴重なのか?
を簡単に説明させて頂きます。

↓まず、リアルなワニはこんな感じですよね↓
※流石に生きているワニの写真は持っていないので、、、数年前にタイに行った際に見つけたワニの剥製の写真で申し訳ないですが(笑

色味の感じは、全体的に黒々しく、おなか側がアイボリーと行ったところでしょうか〜
しかし剥製でも十分にリアルですよね?!僕はクロコダイルもパイソンも、リザードなどエキゾチックレザー(爬虫類)全般に使いますが、あくまで素材だから触れるだけです。リアルな状態は苦手ですf^^;

では、ヒマラヤカラーはどの様に出来上がるのか?
クロコダイルはお腹側を鞣したものと背中側を鞣したものの2種類の素材があります。ヒマラヤカラーは、お腹側を革素材として使うため背中を切り開いた状態の原皮が輸入されて鞣し加工されます。
そして鞣しの段階での脱色で薄い色やアイボリーの部分は白く、野性的な黒々しい色は淡いグレーやブラウンに仕上がる特殊な加工がされます。
その結果、顎から尻尾にかけて真ん中が白く、その両サイドはナチュラルな淡い色味が残った仕上がりになる訳です。

こうして写真を見ると、とても美しい仕上がりですよね?!
素材そのものはもっと美しいんですよ!!
真ん中の白がとても綺麗なのですが、両サイドの淡い色味のグラデーションがヒマラヤカラーの特徴です。そしてこの淡いグレーからブラウン調の色味も、クロコダイルそのものが持っている色味なので個体差があり、同じ仕上がりのものは存在しません。余談になりますが、カバンなどの製作ではクロコダイル2匹から数匹を使うと思うので、パーツの色合わせが難しいと思います。

次に、どうして貴重なのか?
ヒマラヤカラーは、鞣しの段階の脱色のみで仕上げるので染色は一切していません。ですので白い色で染めたり、吹き付けたりしている訳ではありません。
ということは、まず白くなる部分(クロコダイルの評価となるお腹の部分)に微細な傷やダメージがあるものはヒマラヤカラーとしては加工がされません。クロコダイルも生き物ですから、傷が少ないものは希少であることは想像がつきますし、原皮全体の数パーセントくらいではないでしょうか?
傷がないもの、そして加工段階で傷もつけられないというとても繊細な加工になる訳です。
鞣し段階で皮を加工するタンナーの職人さんの厳しい基準をクリアして厳選された原皮だけが「ヒマラヤ」として出来上がるのです。
厳選される素材、そして繊細な加工と技術が必要な素材ですから、希少性があり高価にもなるという訳です。

今回調達したヒマラヤカラーのクロコダイルの品種は、ナイルクロコダイルです。
財布小物に適したサイズ感を選びましたので、ラウンドファスナー 長財布、小銭入れ、名刺入れ、時計ベルトあたりを製作予定です。

別途、一点モノでのオーダーメイドも受付ております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*